読み物

2024/10/07 06:00

前回の https://kancoffee.base.ec/blog/2024/09/10/234746:「甘珈琲をはじめた理由-3/n 焙煎を始めた日」に続き、珈琲屋を開くに至った背景の第4回、最終回です。


手網焙煎機で焙煎を始めて感じたことが2つ
・同じ生豆でも火をどれくらい入れるかやどのように入れるかで味は全然変わってくる!
・手網だとどうしても再現性が低くなりがちになってしまうかも……

自分で焙煎することで自分好みの味に仕上げられることを実感しつつ、手網の振り方などで再現性が低くなってしまう課題も感じました。
そこで再現性をもとめて機械焙煎にも手を出しました。

機械焙煎ではプロファイル(火力や排気の強さをどれくらいにするかなど)を事前に設定でき、作成した複数の焙煎プロファイルの中から豆に合うものを選び、焙煎を行うことができます。(完全に自動ではなく、焙煎途中にも少し操作することがあります)

機械焙煎をはじめ1年ほどが経ち約20kgほどを焼いたころには焙煎機の感覚もつかめてきて、こんな感じで焼けば美味しく焼けそうだなというのがだいぶわかるようになってきました。

そうして自家焙煎をしておうちコーヒーを楽しんでいたわけですが、ふと

"自分が焼いたコーヒー、ほかの方に飲んでもらっても美味しいと感じていただけるのだろうか"

と思いました。

思い立ったが吉日ということでコーヒー好きな知り合いに連絡し、実際に飲んでいただいたのですが多くの方からご好評いただき
”ECとして販売をしてほしい”との声もありがたいことにいただきました。

せっかく美味しいと感じていただけるのであれば自分のコーヒーで日々の生活を少しでもいいものにしてもらえたら幸せだな、願わくばコーヒーにあまり興味をもっていなかった方にもお届けしたいなと思い甘珈琲を開設することにしました。


そしてBASEでショップを開設してから2年を超えた今年2024年の10月、SCAJに出展しリアルの場でもコーヒーを淹れる機会をいただくことができました。

10/12(土)東京ビッグサイト、SCAJ Coffee Villageの甘珈琲のブースにてお待ちしております!